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【ネタバレ】2026年大河『豊臣兄弟!』第32話あらすじ「賤ケ岳の決闘」

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2026年NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』

第32話「賤ケ岳の決闘」

あらすじ

をご紹介しています。

お楽しみいただけると幸いです。

 

※ネタバレ含みます

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大河ドラマ『豊臣兄弟!』第32話 あらすじ

信孝降伏

1582年(天正10年)12月。
織田信長の次男・信雄を名目上の総大将として擁した秀吉は、清須会議での決定を破竹の勢いで覆し、柴田勝家の領地となっていた長浜を瞬く間に奪還。
そのままの勢いで岐阜の織田信孝を急襲。
それは、北陸の豪雪によって道を完全に閉ざされた勝家が、岐阜へ一兵たりとも援軍を送れない冬の到来を完璧に見越した奇襲でした。
退路を断たれ、追い詰められた信孝は、泣く泣く三法師を秀吉に引き渡し、身内の人質を差し出すことで無念の降伏を余儀なくされました。

山崎城へと戻った秀吉は、捕らえた三法師を当面自らの手元で厳重に保護することに決めました。
しかし、傍らで見守る小一郎の胸騒ぎは収まりません。
信孝がこのままおとなしく牙を抜かれるとは、とうてい考えられなかったのです。

「おそらく、春を待つことにしたのでしょう」
軍師・黒田官兵衛が静かに呟いたその言葉に、広場に集まっていた面々の脳裏には、雪が解けた瞬間に北から怒濤のごとく押し寄せてくるであろう、織田家最強の宿老・柴田勝家の姿が浮かびます。

北国の冬

その頃、深い雪に埋もれた越前・北庄城。
市と勝家は、いずれ訪れる命がけの決戦の刻を肌で感じながら、雪を見つめていました。

秀吉の調略

一方、能登・七尾城では、前田利家の妻・まつが、しんしんと降る雪を見ながら夫に戦を避けたい切なる願いを語りかけていました。
「北国に平穏をもたらすこの雪が、いっそのこと、ずっと降り続けば良いのに」
しかし、現実は非情にも動き出します。
突如として、秀吉からの使いが到着したのです。
なんと、使いの者に紛れ、秀吉本人が姿を現したではありませんか。
驚く利家によって閉め切られた密室の中、わけを尋ねる利家に対し、秀吉はかつて利家の娘・豪姫を養女にもらい受けた深い恩義を語り始めます。
そして、何よりも幼馴染みである自分たちの妻、寧々とまつを敵同士の妻にしたくないのだと、熱く、情に訴えかけました。

秀吉
秀吉

お主が我らに降れば、さすがの鬼柴田も諦めるであろう。戦となる前にことを終わらせられるやもしれぬ。

しかし、利家は即答します。
たとえ自分が寝返ろうとも、誇り高き勝家が降伏などするはずがない。利家は秀吉の誘いをはねつけ、秀吉を部屋から追い出しました。

羽柴の本拠・姫路城では、養女となった豪姫が、養父と実父が戦う不安を吐露しています。
優しく励まし続ける寧々。

利家の願い

やがて、運命の雪解けが近づきます。
北庄城では、出陣を前に諸将の士気を高めるための盛大な宴が開かれていました。
前田利家、佐々成政、そして血気盛んな佐久間盛政らが大杯を傾けるなか、中央に座す勝家は、並々ならぬ気迫で秀吉を討ち滅ぼす不退転の意志を表明します。
勝家との腕相撲で、激しい接戦の末に勝利を収めたのは、前田利家でした。
満足げに笑った勝家が「褒美に何がほしいか」と問いかけると、利家は真剣な眼差しで、己の忠義をぶつけます。

殿…殿上人になってくだされ

このたわけが!
そのようなことをわしが望むとでも思っておるのか!
上様の作られた織田家をお守りし、いずれ三法師様を殿上人にする。
それこそがわしの務めじゃ!

勝家のどこまでも純粋な忠義が、利家に伝わります。

茶々の覚悟

その頃、市の部屋では、長女の茶々が、毅然とした態度で母に向き合い、自らの覚悟を伝えていました。
戦火の中で急激に大人びていく娘の心のうちを察した市は、寂しげに、しかし誇り高く、自分が何のためにこの命を賭けて秀吉と戦っているのかを語り聞かせるのでした。

柳ケ瀬の戦い

1583年(天正11年)3月。
ついに雪が解け、大地の動きが始まります。
柴田勝家は2万の大軍勢を率いて越前を出陣、北近江の柳ヶ瀬に強固な陣を敷きました。
ついに、秀吉の軍勢と正面から対峙する時が来たのです。

軍師・官兵衛の緻密な差配により、小一郎は防衛の最重要拠点となる「田上山砦」への入城を命じられます。
そして、小一郎の不吉な予感は的中しました。
岐阜の織田信孝が、勝家の出陣に呼応して再び挙兵したとの凶報が届いたのです。
背後を突かれた秀吉は、全軍の半分を引き連れ、急ぎ岐阜へと引き返していきました。

羽柴軍の分断。
これこそ勝家が待ち望んだ勝機でした。
前線ではさらなる悲劇が小一郎を襲います。
前線基地である「大岩山砦」を守っていた中川清秀が、寝返り、砦は陥落。
柴田の先鋒を司る猛将・佐久間盛政軍の狂暴な攻撃は止まらず、隣接する「岩崎山砦」も瞬く間に落ちました。

最前線の盾をすべて失った小一郎の軍勢は、孤立無援のなか、田上山砦の泥にまみれながら、押し寄せる佐久間軍に必死の防戦一方、命がけの応戦を続けていました。

そこへ、地鳴りのような爆音が響き渡ります。
大岩山と岩崎山の陥落という壊滅的な急報を聞きつけた秀吉が、驚異的な速度で岐阜から大反転、「賤ヶ岳の大返し」を成し遂げて戦場へと引き返してきたのです。激しい怒りに燃える羽柴の本隊は、勝利に沸く柴田の兵たちを次々と薙ぎ倒していきました。

賤ケ岳の決闘

一転して、柴田勝家の本陣。
急転直下の戦況に揺れる本陣へ、「佐久間軍、壊滅・敗走」の悲痛な報せが転がり込みます。その緊迫した空気の中、前田利家が静かに姿を現しました。

利家が、自身の命令に背き、前線で孤立していた佐久間軍の救援に向かわず、ただ軍を動かさずに傍観していた事実を、勝家は一瞬で見抜きました。
勝家の目が血走ります。
勝家は凄まじい轟音とともに刀を抜き放ち、利家に向かって容赦なく斬りかかりました。
織田家を支えてきた猛将同士による、火花を散らす激しい一騎打ち。
凄まじい衝撃の末、勝家の鋭い刃が利家の腕を深く斬りつけ、鮮血が飛び散りました。
組み合い、息を切らすなか、利家は胸の奥に燻り続けていた痛切な思いをぶつけます。

わしは親父殿に上様の後を継いでほしかった。

利家が思いをぶつけると、勝家が引き絞るような声で答えます。

その願いは、別の者と果たせ

勝家は寂しげな表情でそう言い残すと、刀を収め、背を向けて静かに立ち去っていきました。

激しい戦闘の音が遠ざかる本陣の跡。
利家の顔には、迷いはありませんでした。
激動の時代を生き抜くための覚悟を宿し、利家は静かに、秀吉の待つ陣営へと向かって歩みを進めるのでした。

 

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