朝ドラ『ばけばけ』
第21週(101話、102話、103話、104話、105話)
「カク、ノ、ヒト。」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『ばけばけ』をもっと深く楽しみたい方
『ばけばけ』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
朝ドラ『ばけばけ』第21週(101話、102話、103話、104話、105話)放送日

朝ドラ『ばけばけ』第21週(101~105話)放送日は
2026年2月23日(月)〜2026年2月27日(金)
です。
朝ドラ『ばけばけ』第21週(101話)あらすじ

熊本第五高等中学校閉鎖の噂
ヘブンが熊本での執筆活動に精を出し、トキたち家族は一安心。
そんな中、ヘブンが働く熊本第五高等中学校が閉鎖されるという噂が広まります。
噂が現実になれば、大所帯となった一家は生きていけないかもしれません。
家計管理

今ヘブンさんは月々200円いただいちょって、家賃…おクマちゃんのお給金…永見さんのお給付…食費…ふんふん。暮らしにかかるお金…ふんふん。
これだけん、何不自由なく暮らせちょるんだね。
トキは月々の収支を書き出し、改めてヘブンに感謝の気持ちを抱きます。
タンス預金は

よーけ貯まっちょるけん。
備え
ですが、司之介は、ふたたびタンス預金を持ち出し、「いい話がない」と渋る荒金九州男に強引に託し…。
トキやクマはフミが始めた内職を手伝い、ピンチに備えます。
クビになると落ち込むクマは、自分の不幸が移らないよう、畳をポンポンと叩いてから座るよう丈たちに促します。
朝ドラ『ばけばけ』第21週(102話)あらすじ
熊本での執筆
そんな時、ヘブンが書いた「泥棒の話」の原稿料が送られてきました。

ワタシ、エイゴキョウシ、ナイ。
カクノ、ヒト、デス。
教師がダメなら執筆活動で生活費を稼げばいいと考えるヘブンですが、学校の仕事に追われ、執筆する時間を捻出できません。

よし、わしが代わりに書こう。

イウト、オモイマシタ。
題材探し
そこで、トキたちは、ヘブンの執筆活動を手助けをしようと動き出します。

こげなお話はどげですか?あげな題材はどげですか?
錦織さんのようにお探しするのがお手伝いかと。
朝ドラ『ばけばけ』第21週(103話)あらすじ
吉野イセとの出会い
翌日、書店で題材探しを始めたトキとフミは、
不思議な言い伝えを語る吉野イセという女性と村上茂吉という男性に出会います。
不思議な雰囲気をまとうイセは「お地蔵様に車引きと祈ると叶わない」「嘘つきは来世で蛇になる」など、不思議な伝承をトキ達に伝えます。
興味を持つトキ。
タンス預金
荒金に預けたタンス預金をゼロにしてしまった司之介は、家族に頭を下げながら、これを題材に物語を書くことをヘブンに勧めます。

イラナイ!
パパサン、チョウシ、ノル、ナイ。
イセと茂吉の言い伝え

旦那様はふすまを強く開けたことはございませんか?
こぎゃん風に襖を強くあげてトーンと音を立てると、1年。また音を立てるとまた1年。その者の死が早まると言われております。

私は人の温もりにまつわる言い伝えば、一つ。
人が座ったところというのは温もるんですが、その温もりが残っているうちにそこに別の者が座ると、なんとその者の不幸せをみな背負うと言われております。
トキはイセに言い伝えを語ってもらい、正木と丈は茂吉に語ってもらいますが、言い伝えの謂れをイセが知らなかったり、温もりの話をすでに知っていたり。
ヘブンは不機嫌になっていきました。
朝ドラ『ばけばけ』第21週(104話)あらすじ
人形の墓
トキがイセが呪われている所以を尋ねると、イセは「人形の墓」という言い伝えを語り始めます。

私が10歳の頃の話です。私は私は両親と兄と4人で暮らし取りました。ところが父が急に病で亡くなり。ほどなくして母も…また病でこれまた急に亡くなってしまったとです。
村には、一軒の家で1年のうちに2人死ぬと、すぐに3人目が死に、4人目から先はたとえ生き延びたとしても、呪われた一生を過ごすという言い伝えがあり、藁人形を入れた「人形の墓」と言われる小さな墓を作れば、それが避けられると言われとったとです。
兄と私は「そぎゃん話、迷信だ」と聞かず、「人形の墓」は作りませんでした。ばってん兄も亡くなり、残された私は慌てて藁人形をこしらえ、「人形の墓」を作りましたが、もう遅かったとですかね。大病に罹り、生死をさまよい、借金に生活苦、頼る親戚にもお荷物扱いをされ家を出され、周りからは言い伝え通り呪われたんだと、今まで生きてきました。
イセは両親と兄を亡くし、慌てて人形の墓をつくったものの、時すでに遅し。大病や借金に見舞われてしまったというのです。
熊本で雇われた女中お梅をモデルにした小泉八雲の短編小説。
過酷で悲痛な家族崩壊の物語が、一人の若い女性「イネ」が語るという形式で綴られます。
「八雲の家に住み込みで働く子守娘・イネの口から静かに語られました。
イネの家族は、建具屋の父、髪結いの母、祖母、兄、そして幼い妹との6人暮らし。懸命に働く両親のおかげで、つつがなく、幸せな日々を送っていました。
しかし、その平穏はあまりにも突然、打ち砕かれます。
ある暑い夏の日、元気だった父がたった一日病床に臥しただけで帰らぬ人となり、そのわずか8日後、母までもが急逝。
相次ぐ不幸に、周囲は「人形の墓」を作るよう勧めます。同じ年に二つの葬儀を出せば、さらなる不幸を防ぐために、三つ目の墓にわら人形を収めて供養しなければならない、という古い言い伝えがあったのです。しかし、そのまじないは行われませんでした。
母の死の直前に奉公を終えた兄が一家の新たな働き手となった矢先、母の四十七日目に兄が高熱で倒れてしまいます。
そして四十九日の朝、熱に浮かされた兄はうわ言のように呟き始めました。
「お母さんがそこに来ている……袖を引っぱっている……」。
母の魂がこの世を離れるその日、生きている者まで連れて行こうとしている――。祖母は激しい怒りと悲しみに震えながら、床を荒々しく踏み鳴らして叫びます。「お前が生きている間、どんなに大切にしたことか! なぜこの子を連れて行こうとする! ひどい! ひどすぎる!」。
しかし、兄の「お母さんが袖を引っぱる」という声は止まず、夕日が沈む頃、兄もまた息を引き取りました。
残された祖母は、イネと妹のために子守歌を歌いながら、懸命に悲しみに耐えます。しかしその年の冬、祖母もまた眠るように静かに亡くなりました。
残されたイネと妹は別々の家にもらわれ、かつて幸せだった一家の家系は、こうして途絶えてしまったのです。
話を終えたイネが部屋を出ようとした時、私(八雲)は、まだ彼女の温もりが残る座布団に座ろうとしました。自分の不幸が八雲に乗り移ることを恐れたイネは、座布団を叩いてぬくもりを追い払ってから座ってほしいと願います。
しかし私は、そのまじないをあえて無視して、そのまま座布団に腰を下ろしました。それを見ていた万右衛門は、八雲の深い思いやりをイネに伝えます。
「旦那様は、お前の不幸を引き受けてくださったのだ。旦那様は他の人の苦労を知りたいと思っておられる。お前は心配しなくてもいいのだよ」と。」

むしろ信じちょります。
信じちょるけん、呪われるとか呪われることか、楽しくてゾクゾクします。
来た来た来た来た〜感じちょる…うわあ、こんなに重たいんだ…
頭が痛い…大丈夫かわからんけど、楽しい…!」
おイセさんの不幸せ、私に乗り移ったけん、これからはきっとええことある。
昔は私もええことなかっただけど、今はええこといっぱいある。
だけん…
朝ドラ『ばけばけ』第21週(105話)あらすじ
リテラシーアシスタント
それからというもの、トキは新聞を読み、記事をヘブンに伝えるようになりました。
殺人犯が熊本に来るといえば、殺人犯を見た人の反応を見るため停車場に出かけます。
かつての錦織と同じ「リテラシーアシスタント」としての役目をはたすため、トキはふたたび英語を習うことになりました。
熊本第五高等中学校の存続が決まります。
英語を習いながら妙に眠気を感じるトキ。

う〜、なんだこりゃ〜
おイセさんの呪い、今ごろ来たのかな〜
1893年11月:長男一雄さんが誕生。
1894年9月:熊本から神戸に引っ越す11日前『日本滞在記』のモデル『日本瞥見記』別名『知られぬ日本の面影(Glimpses of Unfamiliar Japan)』を発刊し、大ヒットとなりました。
その後、同僚との感情的な軋轢により、熊本第五高等学校を辞職。一家は熊本から神戸に移ります。

