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「源氏物語」二十六帖:常夏(とこなつ)あらすじ

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大河ドラマ『光る君へ』のなかで、ついにまひろが源氏物語をしたため始めます。

こちらでは、まひろの描いた「源氏物語」の内容・あらすじを一帖ずつご紹介します。

 

桐壷きりつぼ 帚木ははきぎ 空蝉うつせみ 夕顔ゆうがお 若紫わかむらさき 末摘花すえつむはな
紅葉賀もみじのが 花宴はなのえん あおい 10賢木さかき 11花散里はなちるさと 12須磨すま
13明石あかし 14澪標みおつくし 15蓬生よもぎう 16関屋せきや 17絵合えあわせ 18松風まつかぜ
19薄雲うすぐも 20朝顔あさがお 21少女おとめ 22玉鬘たまかずら 23初音はつね 24胡蝶こちょう
25ほたる 26常夏とこなつ 27篝火かがりび 28野分のわけ 29行幸みゆき 30藤袴ふじばかま
31真木柱まきばしら 32梅枝うめがえ 33藤裏葉ふじのうらば 34若菜上わかなじょう 35若菜下わかなげ 36柏木かしわぎ
37横笛よこぶえ 38鈴虫すずむし 39夕霧ゆうぎり 40御法みのり 41まぼろし 42匂宮におうみや
43紅梅こうばい 44竹河たけかわ 45橋姫はしひめ 46椎本しいがもと 47総角あげまき 48早蕨さわらび
49宿木やどりぎ 50東屋あずまや 51浮舟うきふね 52蜻蛉かげろう 53手習てならい 54夢浮橋ゆめのうきはし

『光る君へ』を深く理解するためのご参考に、また、「源氏物語」の古文を読まれる際にもお役立ていただけましたら幸いです。

では二十六帖:常夏(とこなつ)のあらすじ紹介です。

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「源氏物語」二十六帖:常夏(とこなつ)あらすじ

光源氏36歳の夏。

盛夏の六条院の釣殿で涼んでいた源氏は、息子・夕霧を訪ねてきた内大臣家の子息たちに、最近新しく迎えられた外腹の姫君(近江の君)のことを尋ねます。

夕顔との娘・玉鬘を探していた内大臣でしたが、その代わりに見つかった近江の君が出来が悪く困っていると言います。
夕霧と雲居の雁の仲を許さない内大臣への不快感から、痛烈な皮肉を言う源氏。

二人の不仲を聞いて、いつになったら実父に会えるのか思い悩む板ばさみの玉鬘に、和琴を教え唱和しながらますます惹かれる源氏でした。
ただ、現実問題、髭黒の大将か蛍の宮(兵部卿宮)に玉鬘を託すことを考えます。

一方、源氏の皮肉を聞いた内大臣も激怒。
雲居の雁のところへ出向いたものの、夏の暑い盛りに単を羽織ってうたた寝していた姿に「はしたない」と説教します。
またあまりに姫君らしくない近江の君の処遇にも思い悩みます。

そこで長女・弘徽殿女御の元に行儀見習いへ出すことを決めましたが、女御へ贈られた文も和歌も支離滅裂。
女房たちの失笑を買ってしまうのでした。

二十五帖 蛍

二十七帖 篝火

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