朝ドラ『風、薫る』
第21週(101話、102話、103話、104話、105話)
「定めと選択」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『風、薫る』をもっと深く楽しみたい方
『風、薫る』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
朝ドラ『風、薫る』第21週(101話、102話、103話、104話、105話)放送日

朝ドラ『風、薫る』第21週(101~105話)放送日は
2026年8月17日(月)〜2026年8月21日(金)
です。
朝ドラ『風、薫る』第21週(101話)あらすじ

シマケンを支えるりん
汗をぬぐう暇もなく派出看護の仕事で忙しく立ち回りながらも、りんは執筆活動に専念するシマケンを支え続けていました。
そんなある日、帝都医大附属病院の木村医師が恵看護婦会を訪ねます。
紹介されたのは、40代のリウマチ患者で男爵夫人の宮川佳枝(相田翔子)。
直美はりんを担当に任命しました。
裕福な患者の家に出入りするには家格や出自が重要であり、裕福な患者が増えないと貧しい人の看護はできないのだと、直美はりんに説明します。
やがて安が、生後2ヶ月になる長女・律を連れて一ノ瀬家に遊びに来ました。
美津、りん、環、そして直美も加わり、赤ちゃんを囲み温かな時間を過ごします。
直美が料理中の小川に子供の話を振ると、小川が嬉しそうに顔を綻ばせました。
静けさの残る早朝、シマケンのもとへ突然槇村が訪ねてきます。
小説を書くのをやめ、出版社の社員として生きることに決めたのだと報告にやって来たのです。「お前を置いて俺は幸せな凡人になる。」と槇村。
はっぱを掛ける虎太郎
ある日のこと。
虎太郎はりんとシマケンが田之上屋で楽しそうに話している姿を見かけました。
その様子からりんの気持ちを悟った虎太郎は、りんが去るとシマケンに声をかけます。二人はシマケンの部屋で酒を酌み交わし、りんへの溢れる思いを語り合うのでした。

いっそりんに養われて平気なクズだったら俺も笑えるのに…
努力しろ。
血反吐吐くまで努力しろ。
朝ドラ『風、薫る』第21週(102話)あらすじ
新聞連載獲得
そのシマケンの努力が、ついに大きな実を結びます。
書き上げた小説が明光新聞に掲載されることが決まったのです。シマケンから報告を受けたりんは、歓喜に包まれました。
いよいよ結婚か、と直美もしのぶも喜びます。
リウマチの宮川佳枝はすっきり治る日はもう来ないが、「りんの手は心地良い」とりんの看護に満足しています。
しのぶの妊娠
そんな折、しのぶの妊娠が発覚します。
謝るしのぶに対し、直美はきっぱりと言い放ちました。

What are you talking about, Shinobu?
妊娠を迷惑などと看護婦が口にするのは断じて許しません。
バーンズ先生ならきっとそう言うんじゃない?
絹の訪問
ある日、シマケンのもとへ義理の姉・島田絹が突然浜松から上京してきました。
シマケンの兄・万太郎が新しい事業の投資に失敗して借金を作り、姿を消したというのです。
親戚にも金を借りているため、母が謝罪に回っていると聞き、強い不安に駆られるシマケン。

私に何かできることがあれば、何でも言ってください。
なくなった連載
追い打ちをかけるように、突然シマケンの連載の話が潰れてしまいました。広告主・小室商船の親族である新人作家の連載へと差し替えられてしまったのです。
努力をしたいと粘るシマケンですが、必要なのは努力ではない「極めてどうしようもなく強さがない」と才能の無さを示唆されてしまうのでした。
朝ドラ『風、薫る』第21週(103話)あらすじ
何者でもないシマケン
シマケンの部屋を訪れたりん。
小説家を諦め、正真正銘何者でもない人間になってしまうと自嘲気味に話すシマケンに、りんはまっすぐ言葉を返します。

シマケンさんが活字工でもお坊さんでもお相撲さんでも、他の何者でも、ううん、何者でなくたって構いません。
私にはただ、愛しい人です。
シマケンはりんを強く抱きしめました。
シマケンの決意
8歳の息子・文史朗を連れ、再び絹が訪ねてきました。
店も家も借金のカタに取られてしまう、浜松に戻り、助けてほしいと涙ながらに訴える絹。
一ノ瀬家。
シマケンはりんに言いました。

僕と一緒に浜松に来てほしい。
具体的な理由を言わないシマケンに、りんは答えを保留としました。
朝ドラ『風、薫る』第21週(104話)あらすじ
別れ
静まり返るシマケンの部屋。
浜松に行きたくないわけではないけれど、今の仕事を辞めるのは難しいと話すりん。

やっぱり僕たちは一緒に生きてはいくべきではないと思う。

私はシマケンさんと一緒に生きていきたいです。

りんさんの手は大勢の人たちのために働く素敵な手だ。
りんさん、さよなら。
シマケンは愛おしそうに見つめていたりんの手を離し、静かに別れを告げました。
シマケン、発つ
経緯を聞いた直美は、シマケンには事情があるはずだと言い、りんの背中を押します。シマケンの部屋に駆け出すりん。
その道中、立ち眩みを起こした女性の処置をした後、急ぎ駆けつけたものの、シマケンの部屋はもぬけの殻。
事務所に戻り、りんは直美に笑顔を向けました。

もういい、わかったから自分が。
この手は患者さんに使いたいんだって

好き。私はこの手が好き
直美はりんの手を強く撫で続けました。
朝ドラ『風、薫る』第21週(105話)あらすじ
虎太郎の志願
1894年(明治27年)初夏。
シマケンが去って2年が経ちました。
政府が朝鮮出兵を決定し、世情が騒がしくなるなかでも、多くの人々は変わらぬ日常を送っています。
そんななか、虎太郎が担当の引き継ぎに恵風看護婦会を訪れました。
虎太郎は朝鮮にいる日本の部隊へ薬を納めるため、日本を離れることを決意します。
それは自ら志願した道でした。

つても学もない俺が、努力だけでどこまで行けるのか試してみたい
そう語る虎太郎。
りんと虎太郎は互いの健闘を祈るように固く握手を交わし、それぞれの道へと歩み出しました。
多江の志願
肌寒さの増す11月のある日、恵風看護婦会に多江が訪ねてきます。
勅使看護婦として、広島の陸軍病院に行くことを決めたのだと語る多江。
時代が大きく激動するなか、人々の運命の歯車が、少しずつ、けれど確実に動き始めていました。

