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【ネタバレ】朝ドラ『おむすび』第1週(1話〜5話)あらすじ

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第111作目となる2024年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)は

俳優・橋本環奈さんが主演を務める『おむすび』

1989年1月8日。平成元年の初日に生を受けた「米田結」が
1995年1月17日。6歳で被災した後、糸島でギャルとして成長し、
栄養士をめざして食を通した幸せを各地へ届けていくため奮闘していきます。

第1週タイトルは

「おむすびとギャル」

こちらでは朝ドラ『おむすび』のあらすじと深堀りを、1週間ずつ最終話まで順次紹介していきます。

ドラマをより深く楽しみたい方のお役に立てましたら幸いです。

※ネタバレとPRを含みます。

 

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朝ドラ『おむすび』相関図

朝ドラ『おむすび』キャスト一覧

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朝ドラ『おむすび』第1週(1話〜5話)あらすじ ネタバレ(9月30日〜10月4日)

朝ドラ『おむすび』第1週(1話〜5話)あらすじ ネタバレです。

結・高校生活スタート

2004年(平成16年)4月。

春風が「芥屋の大門(けやのおおと)」を抜け、白い砂浜をきらめかせながら青い海へと吹き渡っていきます。

ここ糸島は、福岡市の西隣、美しい海岸線と豊富な魚介、地野菜に恵まれた景勝地。

昨日、高校に入学したばかりの米田結(橋本環奈)。
福岡県糸島で「よねだ農園」を営む父・米田聖人(北村有起哉)や母・米田愛子(麻生久美子)、祖父・米田永吉(松平健)、祖母・米田佳代(宮崎美子)と暮らしています。

学校生活初日。
教室で隣の席の宮崎恵美(中村守里)が話しかけてきました。

よかった。隣が優しそうな人で。
先月 西区から引っ越してきて誰も知っとう人おらんで

結の幼馴染で漁師の息子の古賀陽太(菅生新樹)も

高校まで同じクラスやん。もう顔見飽きた〜 おむすび

と声かけてきました。
「おむすび」は結のかつてのあだ名でした。
ノートの表紙に書かれた「米田結」をいう名前を指しながら陽太が説明します。

「米」「 結ぶ」 やろ。やけん「おむすび」

ホームルームが始まりました。 担任の松原保が出席を取っていきます。

お、君ね、米田歩の妹って。アユの妹やろ?

うちん高校の有名人。入学早々停学になって最短記録作ったアユたい。なあ、米田

困惑する結を心配そうに見つめる陽太。

クラスの地味な女子・柚木理沙(田村芽実)は、机の下でメールを打ち始めます。

翔也との出会い

放課後、帰宅途中の結は堤防に横になっていると、小学生くらいの兄弟が、帽子を海に落とし騒いでいます。
海を見ると、海面に帽子が漂っています。

後先を考えず制服のまま海に飛び込む結。
その瞬間、後悔が押し寄せます。
真新しい制服はずぶ濡れです。

帽子をつかんだ瞬間、野球の練習着を着た高校生(佐野勇斗)が、結を助けようと飛び込んできました。
結が溺れていると思ったのです。
結はしかたなく野球部男子の腕につかまり、堤防に上がりました。

何考えてんだ、おめ

知らん人にそんな風によばれたくないっちゃ

服着たまま海に飛び込むなんてあぶねえべ

あんたも服着とうやん

俺は3歳から地元の川で泳いでた。
鬼怒川の河童って呼ばれたんだかんな

それ絶対バカにされとったんよ

野球部男子は「じゃあな!」と去っていきました。

ハギャレンの勧誘

小学生兄弟を見送り帰ろうとすると、そこに4人のギャルが立ちふさがります。

ハギャレンの総代表になってくんない?

博多ギャル連合、略して「ハギャレン」とは、結の姉で伝説のギャルと呼ばれる米田歩(仲里依紗)が結成したグループ。

総代表の「ルーリー(真島瑠梨)」(みりちゃむ) は、近ごろ停滞気味の「ハギャレン」に歩の妹を加入させてグループを盛り上げようと考えていました。

あの、無理です。ごめんなさい

実は結はギャルが苦手。
逃げるようにペダルを漕ぎました。

米田家の呪い、それは困っている人を助けること

帰宅した結が、堤防で何があったか を家族に説明していると、テレビの 野球中継を見ていた永吉が言いました。

困っとんしゃあ人がおったら何を置いても助ける。それでこそ米田家の人間たい

聖人が返します。

また言いよう。俺も結も親父にその呪いの被害者ぞ。

話を聞いていた佳代が口を挟みます。

ばって、 結が飛び込んだけんその男の子に出会えたんやろ?
何かのお導きかもしれんよ

「鬼怒川の河童」について話すと、栃木か茨城の出身で、福岡西高校の野球部の寮に入っているのではないかということです。

結はその後のギャルについても話し、姉の話題になりました。
歩は家を出て東京にいるはずですが、愛子が連絡しても電話に出ないし、何をしているかも知らせてこない。「お金貸して」など自分に都合が良い時だけ連絡してくるといいます。

書道部

高校生活が始まり1週間も経つと、生徒たちの間では部活の話で持ちきりです。

野球部に入ったという陽太に結は部活をやる気はないと話しました。

そんな中、書道部に入った恵美と一緒に書道室に行った結は美しい所作で見事な書を書き上げる 2 年生の風見亮介(松本怜生)に出会います。 風見に促され結は半紙に筆で自分の名前を書いてみました。

風見はその字を見て

米田、自分の中でなんか抑え込んどうことない?
自分で無意識に我慢しとこうことない?
その悩み書道で少しは解消できるかもしれんよ

と微笑みました。結はときめきます。

晴れやかな気持ちで帰宅した結は、愛子に書道部に誘われていることを明かし、畑の手伝いもあるので入部をためらっていると伝えました。

畑、手伝ってくれるのは助かるけどそれで結がやりたいことを諦めるのはお母さん 寂しいよ

愛子は、結がある心の傷を抱えていることを知っていました。

ハギャレンとの再会

次の日曜日、結は恵美に誘われて天神で行われている書道展に向かいました。
天神は福岡最大の繁華街です。
わくわくしながら向かいますが、風見の姿はなくがっかりします。
しかも展示を見ても達筆すぎてなんという字なのかもわかりません。

疲れて会場出ると、ゲームセンターの入り口に糸島で声をかけられたギャルたちがいました 。
書道部員たちは 白い目で見ていましたが、派手なファッションとかわいいネイルで思い思いのおしゃれをして楽しそうに笑うギャルたちが結にはキラキラして見えました。

結が書道部員たちと別れて帰ろうとすると、突然ギャルの格好をした理沙が現れ、結の腕をとって ゲームセンターに連れ込みました。
そこで 瑠梨が再び ハギャレンの総代表になるよう結に迫ります。

これも運命じゃね ?やっぱ 総代になるしかないっしょ!ねぇやろうよ〜 ギャル

姉の歩に憧れ、ファッションも学校も歩を同じ道を歩んでいると話す瑠梨に、

しょうもな

と思わず漏れた本音にギャルたちが怒り始めます。

見た目で判断する大人

すると、結がギャルたちに絡まれてると思って通報したサラリーマンが 、警察とたちを連れてやってきました。

サラリーマンは瑠梨たちが結からカツアゲしていたと決めつけます。

不良のくせに!

不良やなくてギャル やし!一緒にすんなよ おっさん!

と佐藤珠子(谷藤海咲)。

口の悪いガキやな!そんなけばい格好して みっともない!
お前らこのままやったら社会のクズになるぞ!

悪意ある言葉が投げつけられ、ギャルたちは立ち去りますが、田中鈴音(岡本夏美)の足取りがふらついていることに結は気が付きました。

規格外はクズ?

「よねだ農園」では家族総出で規格外と規格品に分ける作業をしています。

前から思っとったんやけど、これってやっぱ 廃棄しなきゃダメなん?

どれだけ味が良くても 見た目が悪かったら クズになる

そう父・聖人は答えます。
結は、天神でサラリーマンがギャルに放った言葉を思い出しました。

翌日、自宅に向かって自転車を漕いでいると、再びギャルたちに会った結。

もう話すことはないです、失礼します

珠子は「しょうもな」と言われたことを許せず怒っています。
瑠梨が珠子を抑え、また勧誘してきます。

何で嫌かとのがわからないんですか?
そんなことばっかしよったらあの人が言ったみたいに 本当にクズになりますよ
とにかくうちは ギャルもお姉ちゃんも大嫌いなんです
やけん2度と近づかないでください!

結は姉の歩がギャルだった頃のことを思い出すと、胸が苦しくなってくるのでした。

結が帰宅すると、味はいいけれど見た目の悪い規格外野菜を売りさばいてくるという永吉と聖人が揉めていました。

そげんクズは売っても大した金にならんやろ
食えそうなのは近所にただで配る
やけんもうよかって

やっぱりお前は本物の農家やなかな

翔也との再会

結は永吉に連れられて商店街に向かいました。
そこで 永吉はホークスのハッピを着てメガホンでリズムをとりながら客を引き寄せます。

さて ここに並んだ不揃いの野菜。見てくれは悪いばってん、味は一級。
それもそのはず、神が宿りし 糸島の土で育った奇跡の野菜ばい

見事な口上です。

結は、集まった人々の中に先日 海に飛び込んだ野球部男子を見つけました。

例の河童

四ツ木翔也だ。河童って言うな、おめ

うちも「おめ」やなくて 米田結っていう名前があるっちゃけど

永吉は翔也に野菜を渡します。
翔也はお金を払うと、

じゃあな 米田結!

と言って去っていきました。

 

野菜を売り切った 永吉は結に言いました。

結、覚えとき。形が悪かろうが見てくれがひどかろうが この世にクズなんてものはなか

祖父の言葉を聞き、結はギャルたちにクズになると言ってしまったことを思い出しました。

鈴音とおむすび

日曜日。
風見に誘われ、恵美と3人で初心者でも楽しめる書道展に行くことになっていました。
祖母の佳代は、おむすびを詰めたお弁当箱を渡してくれました。

福岡・中洲の待ち合わせ場所「福博であい橋」に到着すると

宮崎、今日は熱っぽいけんこれんってメールが来た

2人きりになり、結の心は高鳴ります。
その時、具合が悪そうな様子でティッシュ配りをする鈴音の姿を見つける結。
そのまま会場に向かうもののどうしても鈴音が気になります。

すみません、うちちょっと用事が。

あっけにとられる風見と別れ、困っている人は助けずにはおられない、米田家の呪いのせいだと考えながら青い顔で苦しそうに座り込んでいた鈴音を見つけると、結は救急車を呼びました。

 

その頃、元理容師の聖人は「スナックひみこ」に出張カットに出かけていました。
聖人はママのひみこ(池畑慎之介)に自分の本業をやはり理容師で、かつて店をやっていた 神戸に戻り、理髪店をやりたいと打ち明けています。

一方、病院で栄養不足による低血糖と診断された鈴音は、点滴を受けています。
看護師から今の食生活を改めて、母親に栄養バランスを考えた食事を作ってもらうよう注意されました。

無理やもん、こんなん ママに作ってもらえん

病院をでた鈴音は、中学2年の時に父親を亡くしたこと、借金があること、母親が借金返済のために仕事を掛け持ちして鈴音を育てていることなどを打ち明けました。

一袋100円のスナック菓子を食事代わりにしている鈴音。
ネイリストの資格をとるために高校をやめてアルバイトをしてお金を貯めていると語ります。
鈴音に祖母のおむすびを一つ渡し、結も頬張ります。

やば‥懐かしすぎて泣きそう

結、ハギャレン加入

その時、鈴音を捜していた瑠梨、珠子、理沙が駆け寄ってきました。

瑠梨は

やっぱり妹 ちゃん、総代の器やね

鈴音には

友達は?友達ならいいやろ?

まあ それなら。けど総代は絶対やらないですから

よっしゃアユちゃんの妹ちゃんハギャレン 加入決定!
超(´∀`∩)↑age↑ー

瑠梨が喜びます。

ギャルにはそれぞれ呼び名があると教わります。
瑠梨は「ルーリー」
鈴音は「スズリン」
珠子は「タマッチ」
理沙は「リサポン」

結は「ムスビン」に決まり、早速プリントシール機で記念写真を撮りました。

帰宅した結は、姉の歩の部屋に入ります。

 

次週あらすじ

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朝ドラ『おむすび』第1週(1話〜5話)あらすじひとこと感想

いよいよ朝ドラ『おむすび』が春の糸島からスタートします。

ヒロインの橋本環奈さん、糸島市池田川で桜の下で撮影された時は黒髪でした。

「困っている人を助けずにはおられない」気質をギャルっぽいと感じていましたが、結はギャルになる前からおじいさんの教えを継承した性格なのですね。

第1週の舞台は「糸島」や「天神」「中洲」など福岡の人気スポットが盛りだくさん。わたしも大好きな土地なので、楽しみながら見ていきたいと思います。

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2024年度後期
連続テレビ小説『おむすび』
【作】根本ノンジ
【スタッフ】
制作統括:宇佐川隆史、真鍋 斎
プロデューサー:管原 浩
月〜土:午前8:00 NHK総合(土曜日は1週間の振り返り)
平 日:午前7:30 NHK BS、BSプレミアム4K

参考文献

連続テレビ小説 おむすび Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

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