大河ドラマ『光る君へ』のなかで、ついにまひろが源氏物語をしたため始めます。
こちらでは、まひろの描いた「源氏物語」の内容・あらすじを一帖ずつご紹介します。
1桐壷 | 2帚木 | 3空蝉 | 4夕顔 | 5若紫 | 6末摘花 |
7紅葉賀 | 8花宴 | 9葵 | 10賢木 | 11花散里 | 12須磨 |
13明石 | 14澪標 | 15蓬生 | 16関屋 | 17絵合 | 18松風 |
19薄雲 | 20朝顔 | 21少女 | 22玉鬘 | 23初音 | 24胡蝶 |
25蛍 | 26常夏 | 27篝火 | 28野分 | 29行幸 | 30藤袴 |
31真木柱 | 32梅枝 | 33藤裏葉 | 34若菜上 | 35若菜下 | 36柏木 |
37横笛 | 38鈴虫 | 39夕霧 | 40御法 | 41幻 | 42匂宮 |
43紅梅 | 44竹河 | 45橋姫 | 46椎本 | 47総角 | 48早蕨 |
49宿木 | 50東屋 | 51浮舟 | 52蜻蛉 | 53手習 | 54夢浮橋 |
『光る君へ』を深く理解するためのご参考に、また、「源氏物語」の古文を読まれる際にもお役立ていただけましたら幸いです。
では十六帖:関屋(せきや)のあらすじ紹介です。
「源氏物語」十六帖:関屋(せきや)あらすじ
光源氏29歳の秋の話。
源氏が帰京した翌年、常陸介(元伊予介)が任期を終えて、妻の空蝉と共に戻ってきました。
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石山寺へ参詣途中の源氏は、逢坂関で空蝉の一行に出会います。
源氏は懐かしさに空蝉の弟・右衛門佐(元小君)を呼び寄せ、空蝉へ文を送りました。
その後も二人は文を交わしあいます。
やがて常陸介が亡くなり、一人残された空蝉は継子の河内守(元紀伊守)に言い寄られ、それを避けて出家しました。
その頃源氏は、今住んでいる二条東院の改装・増築を行っています。
源氏は、妻の一人・花散里を西の対に住まわせ、
さらに、末摘花と空蝉を北の対へ移すことにしました。