朝ドラ『風、薫る』
第4週(16話、17話、18話、19話、20話)
「私たちのソサイエティ」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『風、薫る』をもっと深く楽しみたい方
『風、薫る』を観る時間のない方
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朝ドラ『風、薫る』第4週(16話、17話、18話、19話、20話)放送日

朝ドラ『風、薫る』第4週(16~20話)放送日は
2026年4月20日(月)〜2026年4月24日(金)
です。
朝ドラ『風、薫る』第4週(16話)あらすじ

少年への対応
大山捨松を見つけたりんは、自己紹介を始めます。
大山捨松は那須で出会ったりんのことを覚えていました。
炊き出しが始まると、一人の少年がお腹を押さえ、吐き戻してしまいます。
感染症の恐怖に周囲が怯むなか、りんは迷わず駆け寄り背をさすり熱い額に手を当て、直美も親身に少年に話しかけます。
捨松は、水の飲ませ方や吐瀉物の処理を的確に指示し、自ら片付けを始めました。
トレインドナース
炊き出しが終わると、りんと直美は大山邸へと呼び出され「trained nurse」なるものに誘われます。
ナースは「病人を看護する専門職」だと説明し、捨松自身もその訓練を受けたと打ち明けます。

どうして看病する人たちが蔑まれなければならないのですか?
私はそんな私たちの社会を変えたいのです。
看護婦養成所
新しく設立する看護婦養成所で2年学ぶとナースになれると話す捨松。
入学金無料。
月謝50銭。
三食付き寮費は1円。
そうして得られるナースの月給は、アメリカなら30円。
マッチ工場の約3年分の給料で、働きながら返せるという好条件です。
直美はその場で断りますが、りんは持ち帰り母に相談することに。
朝ドラ『風、薫る』第4週(17話)あらすじ
ナースへの偏見
美津は、母親が「看病で金を得る下女」と蔑まれるのは環だと大反対です。
りんは悩みます。
和が看護学校に入るにあたり、哲は予想通り「せっかく鹿鳴館の仕事に就けたというのに、看護婦に身をやつすとは」と言って反対した。「男女七歳にして席を同じうせず」を地で生きてきた哲にとって、見知らぬ男に付き添って看護をするなど下賤極まりない行為であった。。しかし和が、会津藩出身の大山捨松と新島八重が看護学校の設立に関わった話を聞かせると、もう何も言わなくなった。
(引用『明治のナイチンゲール 大関和物語』田中ひかる)
環の看病
そんななか、高熱を出す環。
父の時と同様、何もできない自分にもどかしさを感じるりんですが、回復し柔らかい小魚の佃煮を食べる環にほっと一安心。
直美は鹿鳴館を訪れた小日向をパスなしで入館させてしまいました。
近く結婚するだろうと考える直美。
朝ドラ『風、薫る』第4週(18話)あらすじ
シマケンの過去とりんの気づき
偶然、町でシマケンに会い、相談すると、
子どもの頃は体が弱く、長く生きられないだろうと言われていたことを打ち明けられました。

夜中熱が出た時、看病に来たおばさんが、冷たい相手をおでこに当ててくれて、冷たくて、あったかかった⋯
シマケンは、りん自身がナースに偏見を持っているのではと指摘。
目からウロコが落ちたりん。
鹿鳴館で働いていたのは、りんのモデル大関和さんでした。
礼拝終わり、植村正久さんから「看護婦になりませんか」と声をかけられます。宣教師マリア・トゥルーさんが経営する桜井女学校に附属看護学校を設立するというのです。
植村先生は、女史の境遇と性格と見るところあって看護婦になれと慫慂され、女史はそれに対してきわめて明瞭に不服を表明し、『私は生れた家の家柄に対しても、看護婦のようなものにはなれません』と言っていたという。
(引用:『相馬愛蔵・黒光著作集1穂高高原』)
当時、看護師は「意気地のない卑しい職業」だとされており、和もそう思っていたからです。しかし、植村に「甚だ高尚な、慈善の職業である。」と諭され、ナイチンゲールの話も交えて説得されました。
(出典:大田原市公式サイト「大関和(おおぜきちか)について〜生立ちや功績など〜」)
桜井女学校附属看護婦養成所の入学を決意した和さんは母を説得し、28歳から2年間の寮生活が始まります。
直美のウソと小日向の正体
直美は自分の生い立ちを嘘で固めるため、出身地と定めた町を歩き回っています。
そこへ、女性と腕を組み親しげに笑う小日向の姿が目に飛び込んできました。
小日向の本名は「寛太」。

鹿鳴館の中に入れてくれるなら、誰でも良かった
鹿鳴館の華族の女性をターゲットにした詐欺師で、直美の嘘も見抜いていたというのです。

親はガキの頃死んで、困る奴もいない。

あんたみたいなクズのせいで親のいない子が石投げられんのよ、見下されんのよ。
ショックを受けた直美は鹿鳴館へ走り、捨松に「旗本の娘」という偽りを謝罪。
そのままメイドを辞めさせてほしいと、震える声で願い出ました。
朝ドラ『風、薫る』第4週(19話)あらすじ
奥田家の女たち
その日の夜、美津と安が目を離した隙に、環が奥田の家の者に連れ去られてしまいました。
りんは那須へ急ぎ、1人で奥田家に乗り込むと、亀吉に頭を下げ、離縁を申し出ます。
離縁はいいが環は渡さないと言う亀吉に、環の好物の小魚の佃煮を渡し、環を女学校に通わせてほしいと懇願するりん。
相手にしない亀吉に、思わずタンカをきってしまいます。

お金なら心配いりません。
私、私、ナースになります!
熱を出した環に、倒れて弱っていった父上に、この手を差し出したい。
さみしい社会は嫌だから。
ここであなたに女だからと罵られて生きるより、苦労しても自分の力で環を育てた方がずっといい。
この家では環は、女は、幸せになれない。

くれてやればいいべ!娘なんて。
娘は金食い虫だ。
どうせ嫁にやることになる。
落ちぶれた武家の娘の子じゃ、もう大したハクも付かねえわ!
環も東京であっちの家に染まっちまって、一つも可愛くねえ。
そういう姑も、小魚の佃煮を作って環を待っていたのです。
朝ドラ『風、薫る』第4週(20話)あらすじ
りんの決意
環を抱きしめ奥田家を後にしたりんは、虎太郎と故郷の村へ向かいます。
翌朝、見送りに来た虎太郎はりんに言いました。

俺も必ず東京行くから
東京に戻ると、りんは美津に決意を表明します。

恥を知りなさい。

恥は知りました。
私にとっての恥は、己の良心に反すること。それは環を女学校に行かせる道があるのに、選ばぬこと。世間に対してではありません。
女学校に行けば、嫁ぐ以外の道もあるんです。

それは私を、母を、否むということですか?

いいえ。私も母上のような「奥様」になりたかった。でもなれなかった。「奥様」もたやすいもんじゃなくて。
すべて私の甘さが招いたことです。
でも、今の私には何もない。環に同じ思いはさせられないんです。
自分の力で生きていかなくてはならなくなった時、学はあったほうがいい。
美津は、横浜の造り酒屋との良い縁談あると話しますが、りんはすぐに断ります。

ナースになるのは環のためだけど、私が自分の力で生きていきたいんです。仕方なくじゃない。私と環の人生を嫁ぐ相手に委ねるのは、もう嫌なんです。
私の双六の「あがり」はもう「奥様」じゃない。
美津は娘の覚悟を認め、祖母の帯を売って得たお金をりんに手渡しました。

縁談はウソです。
あなたの本当を問いたかったので。
おなごの幸せは良き家に嫁ぐことだという考えに変わりはありません。
ナースとやらを認めたわけでもない。
ただその覚悟は認めます。
今度こそ勝ち戦になさい。
社会
りんは「ソサイティ、社会」の意味を瑞穂屋の主人・卯三郎に問いました。
徳川家のための「徳川の世」ではなく「みんな」のための世の中だと考えるりん。
卯三郎はいる人で形作られ変わっていくのかもしれないと卯三郎。

人は人はワンハンドレッドパーセント死にます。
医療は今にビッグマーケットになりますよ。
なんだか楽しげです。
梅岡女学校付属看護婦養成所入学
それから4ヶ月後の12月。
りんは看護婦養成所の入学式に向かいます。
そこには短髪姿の直美の姿がありました。

