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【ネタバレ】朝ドラ『おむすび』第10週(46話〜50話)あらすじ

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第111作目となる2024年秋の連続テレビ小説(朝ドラ)は

俳優・橋本環奈さんが主演を務める『おむすび』

1989年1月8日。平成元年の初日に生を受けた「米田結」が
1995年1月17日。神戸で被災した後、糸島でギャルとして成長し、
栄養士をめざして食を通した幸せを各地へ届けていくため奮闘していきます。

第10週タイトルは

「人それぞれでよか」

 

こちらでは朝ドラ『おむすび』のあらすじと深堀りを、1週間ずつ最終話まで順次紹介していきます。

ドラマをより深く楽しみたい方のお役に立てましたら幸いです。

※ネタバレとPRを含みます。

 

 

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朝ドラ『おむすび』第10週(46話〜50話)あらすじ ネタバレ(12月2日〜12月6日)

2007年(平成19年)7月。
「さくら通り商店街 夏休みこども防災訓練」が開催されることになり、結は炊き出し隊長を頼まれました。

専門学校では、炊き出しなど大量調理は2年で学習します。
担任の桜庭真知子(相武紗季)に相談するとすぐに授業に取り入れてくれました。
森川学(小手伸也)が震災経験者にも話を聞ければ、と提案します。

震災については、当事者でも話題にするのが憚れる空気が漂っていました。誰もがつらい体験を持っています。

勇気を持って、結は商店街の集会所に父の米田聖人(北村有起哉)、母の米田愛子(麻生久美子)、佐々木美佐江(キムラ緑子)、福田康彦(岡嶋秀昭)、高橋要蔵(内場勝則)、佐久間菜摘(田畑志真)に集まってもらい、震災当時に避難所でどんなものを食べていたかを聞きました。

地震から3日目くらいからようやく食料が回ってきたこと。
パンやおにぎりばかりで食物繊維が十分に取れず、水分も足りなかったこと。
便秘で体調を崩す人が増えてきたこと。
渡辺孝雄(緒形直人)は乾燥わかめと豆類の缶詰を提供してくれたおかげで、食物繊維の豊富なわかめご飯や野菜入りの味噌汁などの炊き出しを配ることができたこと。

最初は苦い顔だった人も、懐かしく思い出していきました。

ねえ お母さん、さっきの話だと美佐江さん、真紀ちゃんのお父さん(孝雄)にすごく感謝しとる感じだったよね?でも普段 めっちゃ嫌ってない?

その晩、歩は孝雄から修理した聖人の靴を渡されます。
靴は綺麗に生まれ変わっており、その出来栄えの見事さに歩は驚きます。

歩は中古の靴を仕入れてきて孝雄にカスタムしてもらい、販売することを思いつきます 。

ナベさんがやる気になったら美佐江さんと仲直りできるかもね。

愛子が言いました。

実は震災の1年後、突然 孝雄が商店街にアーケードを作ろうと言い出し、美佐江と協力して完成させたのでした。

ですがその後孝雄は再び心を閉ざしてしまい、美佐江とは仲が悪くなったというのです。

孝雄と仲直りしてしてほしいと願う結は、1人美佐江を訪ねました。
美佐江は兄夫婦を震災で亡くしていました。

けど死んだ人はもう戻ってこうへん。
うちら 生きなあかんねん。
せやからあの人見とうとイライラすんねん。

結は沙智、佳純、森川に手伝ってもらい、「わかめのおむすび」と「サバツナけんちん汁」を防災訓練で作ることにしました。

一方、歩は靴を持って孝雄に会いに行きます。
ですが

もうやめてくれ。あんたを見ると真紀を思い出す。

と言われてしまいます。

話を聞いた聖人は、修理してもらった靴を履いて孝雄に謝りに行きました。 聖人が孝雄の腕をたたいてアーケードも頑張って作ってくれたと語りかけると孝雄は言いました

あれは商店街のためやない。真紀のためや

孝雄はかつて配られた アーケード設置への賛否を問う用紙を聖人に見せます。
そこには賛成に丸がつけられ、真紀の字で孝雄の名前が書かれていました。

防災訓練の前日。
結は聖人と一緒に最終打ち合わせのため集会所に向かいました。
聖人が炊き出しの手伝いを孝雄に頼んでみようと言うと、美佐江がすぐに反対します。

いつまでももうつむいとん、あの人だけや。

聖人が言いました

別にいいやないですか。
立ち直る時間は人によって違うと思うんです。

美佐江が納得できずにいると結が

いやほら、アスパラガスって収穫できるまで 3年かかるやろ?
けどトマトは花が咲いたら2ヶ月ぐらいで収穫できて、ブロッコリー なら 種撒いてから3ヶ月で。
やけん、野菜もそれぞれのように 人それぞれ やないかな って

慌てながらも一生懸命続けます。

 

打ち合わせは無事終了し、防災訓練当日。

集まった子供たちの前で若林と菜摘が紙芝居で阪神淡路大震災のことを語り、その後、結、沙智、佳純、森川らは準備した炊き出しを配っていきます。

そこへ孝雄が現れました。

呼んだのは美佐江。
菜摘は孝雄に言いました。

母から聞きました。
あの時 おじさんがいいひんかったら、うちどうなっとったか。
本当にありがとうございました。

 

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2024年度後期
連続テレビ小説『おむすび』
【作】根本ノンジ
【スタッフ】
制作統括:宇佐川隆史、真鍋 斎
プロデューサー:管原 浩
月〜土:午前8:00 NHK総合(土曜日は1週間の振り返り)
平 日:午前7:30 NHK BS、BSプレミアム4K

参考文献

連続テレビ小説 おむすび Part1 (1) (NHKドラマ・ガイド)

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