2026年度前期NHK 連続テレビ小説 第114作
『風、薫る』
こちらでは、『風、薫る』について、あらすじや概要、キャストをご紹介いたします。
みなさまのお役に立てましたら、幸いです。
※目次から読みたいところに飛んでいただけます。
- 『風、薫る』概要
- 『風、薫る』あらすじ一覧
- 『風、薫る』あらすじ第1週「翼と刀」
- 『風、薫る』あらすじ第2週「灯(ともしび)の道」
- 『風、薫る』あらすじ第3週「春一番のきざし」
- 『風、薫る』あらすじ第4週「私たちのソサイエティ」
- 『風、薫る』あらすじ第5週「集いし者たち」
- 『風、薫る』あらすじ第6週「天泣の教室」
- 『風、薫る』あらすじ第7週「届かぬ声」
- 『風、薫る』あらすじ第8週「夕映え」
- 『風、薫る』あらすじ第9週「看病婦とアメ」
- 『風、薫る』あらすじ第10週「疾風に勁草を」
- 『風、薫る』あらすじ第11週「凪にそよぐ」
- 『風、薫る』あらすじ第12週「旅立ち」
- 『風、薫る』あらすじ第13週「白日の夢」
- 『風、薫る』あらすじ第14週「ウソと誠」
- 『風、薫る』あらすじ第15週「差し出せぬ手」
- 『風、薫る』あらすじ第16週「新風吹くころ」
- 『風、薫る』あらすじ第17週「脈動」
- 『風、薫る』あらすじ第18週「岐路にて」
- 『風、薫る』あらすじ第19週「黎明の翼」
- 『風、薫る』あらすじ第20週
- 『風、薫る』あらすじ第21週
- 『風、薫る』あらすじ第22週
- 『風、薫る』キャストと登場人物
『風、薫る』概要
文明開化が進む明治時代を舞台に、生きづらさを抱えていた2人の女性が、当時はまだ確立されていなかった「看護」の世界へ飛び込み、プロの看護師(トレインドナース)として成長していく姿を描きます。
原作
『明治のナイチンゲール 大関和物語』(田中ひかる著)を原案としますが、原作はなく、フィクションとして制作されています。
タイトル
主人公2人の人生における「向かい風」や「追い風」を経て、やがて心地よい「風」が「薫る」ようなドラマになれば、という思いを制作統括者が語っておられます。
タイトルにちなみ、随所に「風」の映像演出があるのも注目ポイント。
制作陣
【脚本】吉澤智子
【主演】見上愛、上坂樹里
【主題歌】Mrs. GREEN APPLE「風と町」
【ナレーション】研ナオコ
【ロゴデザイン】清水彩香
【制作統括】松園武大
【プロデューサー】川口俊介
【演出】佐々木善春、橋本万葉、新田真三、松本仁志
『風、薫る』あらすじ一覧
| 第1週 | 第2週 | 第3週 | 第4週 | 第5週 |
| 第6週 | 第7週 | 第8週 | 第9週 | 第10週 |
| 第11週 | 第12週 | 第13週 | 第14週 | 第15週 |
| 第16週 | 第17週 | 第18週 | 第19週 | 第20週 |
| 第21週 | 第22週 | 第23週 | 第24週 | 第25週 |
『風、薫る』あらすじ第1週「翼と刀」
1〜5話「翼と刀」
2026年3月30日(月)〜2026年4月3日(金)
1882年(明治15年)文明開化
女性の「あがり(ゴール)」は「奥様」という時代に、
東京で暮らすみなしごの直美は、異国アメリカで成り上がる野望に燃え、
那須の元家老の娘・りんは、父から「学ぶことは世を渡る翼になる」と教えられて育ちます。
ある日、りんの村を「コレラ」が襲います。
感染した父は娘を守るため、納屋に立てこもりました。
言いつけを守り、納屋の外から折り鶴を折り、歌を歌って励ますりん。
次にりんが父と対面したのは、父が息絶えた後でした。
「温かい。もっと早く…早く…手を…間違えた…」
後悔し、号泣するりん。
1883年(明治16年)
18歳上の夫を呼びすてにし、鮮やかな手つきで傷を処置する「鹿鳴館の華」大山捨松。その凛とした姿を見て、りんは決心します。
「私、結婚する。奥様になる。」
『風、薫る』あらすじ第2週「灯(ともしび)の道」
6〜10話「灯(ともしび)の道」
2026年4月6日(月)〜2026年4月10日(金)
一念発起して嫁いだりんを待っていたのは、酒に溺れる夫と男尊女卑の姑。
ある夜、夫の不始末で火事が起き、炎が家を包みます。
りんと娘・環を置いて逃げ出す夫たちをみて、「私、奥様やめます。」と決意するりん。
りんは叔父を頼り東京へと逃げますが、叔父の店はすでに倒産。
路頭に迷うりんに炊き出しのパンを差し出したのは、とおりすがりの直美でした。士族の誇りに縛られ、断るりんを
「私はあんたじゃなくてその子に食べさせたいの。あんた母親でしょ?恥ずかしくないの?」
と一喝。
『風、薫る』あらすじ第3週「春一番のきざし」
11〜15話「春一番のきざし」
2026年4月13日(月)〜2026年4月17日(金)
日本橋「瑞穂屋」で働き始めたりんは、謎の青年・島田健次郎から刺激を受け、英語を学び始め、自立する喜びを噛み締めていました。
一方、直美は大山捨松に鹿鳴館で働きたいと直談判し、職にありつきます。
鹿鳴館で目にしたのは、周囲から「欧風芸者」と揶揄されながらも、能力を活かす場として鹿鳴館を使いこなす捨松の強さ。
直美は鹿鳴館で出会った実直な海軍中尉・小日向に「士族の娘」だと身分を偽り、交際を受け入れました。
簡単に「奥様」への切符を手に入れた直美。
自嘲気味な、乾いた笑いが込み上げてきます。
『風、薫る』あらすじ第4週「私たちのソサイエティ」
16〜20話「私たちのソサイエティ」
2026年4月20日(月)〜2026年4月24日(金)
貧民街の炊き出しで、病に倒れた少年に寄り添うりんと直美は、大山捨松に見込まれ、「病人を看護する専門職:トレインドナース」に勧誘されました。
断る直美と悩むりん。
そんな折、直美は玉の輿を狙った「士族の娘」という嘘が露見し、絶望の中で鹿鳴館を去ります。
一方、連れ去られた娘を奪還するため、元夫の家に単身乗り込み、啖呵をきるりん。
「お金なら心配いりません。私、私、ナースになりますから。
ここであなたに女だからと罵られて生きるより、苦労しても自分の力で環を育てた方がずっといい。この家では、環は、女は、幸せになれない。」
「くれてやればいいべ娘なんて。環も東京であっちの家に染まっちまって、一つも可愛くねえ。」
1886年(明治19年)12月
りんが看護婦養成所の入学式に向かうと、
そこには短髪姿の直美の姿がありました。
『風、薫る』あらすじ第5週「集いし者たち」
21〜25話「集いし者たち」
2026年4月27日(月)〜2026年5月1日(金)
梅岡女学校附属看護婦養成所の一期生は、出自も事情も異なる7名。直美はおいたちを隠さず、髪と共に過去を断ち切ったと覚悟を語ります。
ナイチンゲールの著書『NOTES ON NURSING』をグループで翻訳するなか、「observe(観察する)」という単語で行き詰まり、ぶつかりあうクラスメート。
りんと直美から個別に相談を受けた大山捨松は、「手と目を使って包み込むように見続ける」と本質を説き、互いを誰より「観察」し合っているりんと直美の絆を見抜いていました。
ついに「病人が言葉にせずとも察する力こそが看護の本質」という答えに辿り着いた一期生たち。
そこへ突然、バーンズが現れます。
『風、薫る』あらすじ第6週「天泣の教室」
26〜30話「天泣の教室」
2026年5月4日(月)〜2026年5月8日(金)
ナイチンゲールの教え子・バーンズが指導する看護の真髄は、徹底した衛生管理にありました。掃除や換気、日本髪の廃止。そのすべてが「看護」だと説くバーンズの言葉に、りんたちは戸惑いを隠せません。
しかし
「あなたが病に倒れてしまえば、その患者はあなたの看護を受けられません」
と、自分の感染を防ぐことが結果としてより多くの人を救うのだと諭されると、りんは使命感に目覚め、やりがいを感じ始めます。
一方、多江は、政略結婚を迫られ、ストレスで倒れてしまいます。
患者の立場となり、身をもって看護の意味を理解した多江は、迎えに来た父に自立を宣言しました。
志を共にする仲間たちは絆を深め、ついに、生と死が隣り合わせの病院実習へと足を踏み入れます。
『風、薫る』あらすじ第7週「届かぬ声」
31〜35話「届かぬ声」
2026年5月11日(月)〜2026年5月15日(金)
病院実習が始まりました。
専門知識を持つりんたちは、既存の看病婦から冷遇され、患者からも「下女」と罵られる苦難の連続。
りんが元警察署長の園部に尽くすも拒絶される一方で、直美は要領よく立ち回り医師の信頼を得ていきます。
そんな折、乳がんを患う和泉侯爵夫人・千佳子が入院。
何もかもが気に入らず「退院する」と息巻く千佳子に医師たちが手を焼くなか、担当に指名されたのはりんでした。
『風、薫る』あらすじ第8週「夕映え」
36〜40話「夕映え」
2026年5月18日(月)〜2026年5月22日(金)
心を開かない千佳子は何が不満なのか。
信頼を積み上げながら、りんは本音を聞き出します。
「こんな年になっても、私、私、哀しいの。胸がなくなるのが。
胸のない私で夫の隣にいるのが悲しくて、恥ずかしくて…」
りんは千佳子の夫・元彦に力を借りることに。
「私のために生きてほしい」
千佳子の手を取り懇願する元彦。
千佳子はついに手術を決意しました。
一方、直美は、自分と似た女郎・夕凪の存在を知りました。
はたして夕凪は母なのか。
寛太(海軍中尉・小日向)に再会し、血の繋がりについて考えます。
『風、薫る』あらすじ第9週「看病婦とアメ」
41〜45話「看病婦とアメ」
2026年5月25日(月)〜2026年5月29日(金)
千佳子の手術は無事成功。
手術中、見事な手際で介助する看病婦・永田フユ。
技術に長けた看病婦・フユから指導を仰ぎたいりんと直美は、知識と経験を教え合う「物々交換」を提案。フユの自宅を訪れ、心を尽くして脚の悪い夫・康介のケアを行います。
その熱意は、卑屈になっていたフユ夫婦の心をとかし、看護婦と看病婦が手を取り合う形が生まれました。
そんな折、直美はついに実母「夕凪」の消息を掴み始めます。
「どんな人なのか見てみたくなった。私をこの世に産み落とした人の顔を。見てどうしたいのか、私にもわかんない。」
直美は自身のルーツへと歩みを進めます。
『風、薫る』あらすじ第10週「疾風に勁草を」
46〜50話「疾風に勁草を」
2026年6月1日(月)〜2026年6月5日(金)
患者の死を受け止めきれないゆき。
バーンズは、看護婦は誰よりも死に立ち会わなければならない職業だと話し、
「Face the challenge from the hard “training” with sincerity and seek your own answer.
(今回の苦しい”実習”で生じた課題に誠実に向き合い、あなたなりの答えを探してください)」
と促します。
仲間たちがそれぞれの悲しみを乗り越えていくなか、病院に心中未遂の男女が運び込まれました。
助かったのは「夕凪」という名の女郎。
しかし、生き残った夕凪を待っていたのは「また地獄(遊郭)へ戻らなければならない」という絶望でした。遊郭の主人・権田が連れ戻しに来るなか、直美とりんは夕凪を救い出す決意を固めます。
「女郎一人助けても社会は変わらない」と話す卯三郎。
対して、りんは
「私は今この時苦しんでいる夕凪さんを逃がしたい。せっかく命を取り止めた患者さんに『生きても死んでも地獄』だなんて言わせたくない。社会が変わるまで待ってられないんです。」
と言い放ちます。
目の前の命を救うため、りんは廃娼運動家の記事を掲載した新聞社へと走り出しました。
『風、薫る』あらすじ第11週「凪にそよぐ」
51〜55話「凪にそよぐ」
2026年6月8日(月)〜2026年6月12日(金)
記事を書いたのはシマケンでした。
夕凪の本名は「魚住セツ」。
授かった子を産めなかった経験を直美に打ち明け、直美の母はよほど直美に会いたかったのだろうと話します。
シマケンが書いた新聞記事は世間に広まり、夕凪の存在を権田に知られてしまいます。
りんはシマケンを責めますが、世論の反響は予想外の方向に動き、夕凪への同情と遊郭制度への抗議が殺到。
権田から解放された夕凪は、故郷の伊豆に同名の女郎がいたことを告げ、去っていきました。
夕凪を見送り、弱きを助ける使命感に目覚める直美。
一方で、養成所を揺るがす危機が訪れます。帝都医大病院の方針転換により、養成所が閉所の危機に追い込まれたのです。
『風、薫る』あらすじ第12週「旅立ち」
56〜60話「旅立ち」
2026年6月15日(月)〜2026年6月19日(金)
槇村宗一との縁談が進むなか、姉の不遇な結婚を知る安の不安は増すばかり。
ついに破談を申し出ました。
笑って応じる宗一。
その瞬間、恋に落ちる安。
「結婚をやめるのをやめる」
卒業式。
バーンズはスコットランドに帰国し、一期生たちは涙ながらに別れを惜しみます。
看護の道を歩む決意をしたのは4人。
バーンズが残したナイチンゲールの著書『NOTES ON NURSING』には
「看護とは何か? 問われているのは私自身である」
という言葉が刻まれていました。
卒業後、帝都医大病院での勤務を控えたりんと直美は共同生活を始めます。
そこへ、幼なじみ・虎太郎が、東京で成り上がる野心を抱いて現れました。
夢を追うシマケンと、出世を誓う虎太郎。
りんを巡り2人が静かに火花を散らすなか、りんは「奥様」ではない、自分だけの新しい「あがり」を見据えていました。
『風、薫る』あらすじ第13週「白日の夢」
61〜65話「白日の夢」
2026年6月22日(月)〜2026年6月26日(金)
1889年(明治22年)1月。
帝都医大病院では、真っ白なナース服に身を包んだ、りん、直美、多江、そしてトメ。4人は晴れやかな顔で、記念すべき初日を迎えていました。
「看護婦取締」として日々の看護を回すだけでなく、ヒデ(池田朱那)やタマ(川島鈴遥)といった学生たちに講義や実習指導を施すりんたち。
看病婦ツヤも看護婦を目指しますが、働きながら講義を受けるツヤは無理に無理を重ね、術後の頓服を出し忘れて患者が熱を出す事件を起こしてしまいます。
ツヤは解雇。
「三浦さんの受講料、半額でも看病婦にとってはなけなしのお金です。だから、一ノ瀬も仕事量を減らさなかった。お給金が減るからです。彼女達が、貧しい人が看護婦になってまっとうに生きていこうとするのを、どうしたら助けられるんですか?」
食ってかかる直美。
貧困は社会の問題だと切り捨てる、院長・多田。
『風、薫る』あらすじ第14週「ウソと誠」
66〜70話「ウソと誠」
2026年6月29日(月)〜2026年7月3日(金)
「私、辞めます。一ノ瀬先生がいい先生なら、私は看護婦にはなれないし、なりたくありません。」
ツヤの退職に絶望した看護学生ヒデが、病院を去ってしまいました――。
その責任を背負わされる形で、りんは「看護婦取締」の職をおろされてしまいます。
再び「一看護婦」として出直すことになったりんは、現実を受け入れ、がんを患う患者の山本を担当することに。
山本は妻のテイと花火の日に牛鍋を食べる約束をして手術に臨みますが、病状は悪化。テイも発熱で病院に来られなくなってしまいます。
やがて迎えた花火当日、衰弱した山本から「家に帰りたい」という切実な願いを聞いたりんは、後悔するであろうテイのためにも無茶を承知で覚悟を決め、山本を人力車に乗せ送り届けます。
『風、薫る』あらすじ第15週「差し出せぬ手」
71~75話「差し出せぬ手」
2026年7月6日(月)〜2026年7月10日(金)
りんに試練が訪れます。
山本の願いを聞き入れ、妻のもとへ連れて行くものの、病院に戻った直後、容態が急変。りんに「助けて」と懇願しながら亡くなってしまったのです。
人としての正しさと看護婦としての正しさ。看護とは何か。
病院が自らの過ちを認めないため、処分は一旦保留となり、冷静に働こうとするりん。ですが、限界が訪れます。
「りん、看護婦辞めな。」
直美からの一言。
話を聞いた捨松は、単身新潟での職を提案しました。
『風、薫る』あらすじ第16週「新風吹くころ」
76~80話「新風吹くころ」
2026年7月13日(月)〜2026年7月17日(金)
りんは直美の「本当の家族になる」という覚悟に背中を押され、単身新潟へ。
高越女学校の舎監となったりんは、家を飛び出し寮へ匿った生徒の母・サワが、実の娘から「お母さんみたいになりたくない」と拒絶される場面を見て、地方の因習や女性の生き方の壁にぶつかります。
一方、東京では、身寄りがなく病床に伏せる文を懸命に看病する直美。
過去を明かし、孤独な文と深く心を通わせます。
ですが、文の枕元にあった髪飾りの柄が、直美が肌身離さず持つお守りと同じだと気づいた瞬間、直美の全身に激震が走ります。
『風、薫る』あらすじ第17週「脈動」
81~85話「脈動」
2026年7月20日(月)〜2026年7月24日(金)
「実の母では」と思いを深める直美。
文は否定するものの、諦めきれない直美が寛太に調査を依頼した結果、文が直美の母・夕凪だという真実が告げられました。
そんな中、文を医師に診せると全身に転移した胃癌でした。
環の手紙を受け取ったりんはすぐさま東京へ帰還。
直美の背中を、優しく、力強く押しました。
ついに意を決した直美は、「何か望みはありませんか」と文に問いかけます。
文の望みは、かつて語った故郷の景色。
寛太の支えを得た直美は、文を連れて「浦崎八幡」へと旅立ちます。
『風、薫る』あらすじ第18週「岐路にて」
86~90話「岐路にて」
2026年7月27日(月)〜2026年7月31日(金)
「患者のために悩める君こそ現場にいるべきだ」
新潟のりんのもとを訪ねた黒川医師は、自身の大病院へりんを誘いました。
そんななか不当逮捕された横沢から監獄署で突然プロポーズされるりん。
一方直美は、病院を退職し、貧しい人々も救える「恵風看護婦会」を設立しますが、うまくいきません。自身のおいたちのせいで信用されないのではないかと悩むなか、りんがいてくれれば…と、シマケンや環とともに新潟へ。
寄せては返す日本海の波を前に、砂遊びをする環を見つめるりん。
隣に座るシマケンに、
「シマケンさん、心がいとしげだなと思って」。
シマケンもまっすぐに応えます。
「僕は愛おしい。愛しいです」。
日本海の風の中、それぞれの想いが交わります。
『風、薫る』あらすじ第19週「黎明の翼」
91~95話「黎明の翼」
2026年8月3日(月)〜2026年8月7日(金)
黒川から村での赤痢発生を知らされたりんは、現場へ赴くも
「おめえら医者が毒撒いてんじゃねんだか。」
村人の強い拒絶や不潔な避病院に直面します。
徹底した衛生管理と懸命な看護を展開するりんのもとに、直美も駆けつけます。頭を下げ続ける直美の姿に、頑なだった村人たちも協力を始め、避病院での戦いは幕を閉じました。
自信を取り戻したりんに、ある提案をする黒川。
「一年で看護婦を一人でも多く育ててほしい。その代わり月12円出す。住む家も用意する。それなら1年間で100円は貯まる。」
それは、娘の環を高等小学校に通わせることのできる条件でした。
りんは黒川病院で看護婦に復帰し、ふたたび歩み始めます。
『風、薫る』あらすじ第20週
96~100話
2026年8月10日(月)〜2026年8月14日(金)
1891年(明治24年)
一年が経ち、りんの帰京で一ノ瀬家に賑わいが戻りました。
恵風看護婦会も軌道に乗り、直美は貧しい喘息患者の看病をきっかけに長屋全体へ衛生指導の輪を広げていきます。
一方、恋も動きます。
火花を散らす横沢とシマケン。
りんは横沢の求婚を断り、愚直に夢へ挑むシマケンの想いを受け止め「待ちます」と約束。
一度は小川を拒んだ直美も、りんの助言で決意を固め、駆けつけた小川に
「……ずっと一緒に、私と家族になってくれますか?」
と想いを伝えました。
12月、仲間たちに祝福され直美は嫁ぎ、年の暮れには長年家を支えた母・美津が瑞穂屋を退職。
それぞれが新たな人生の節目を迎えていくことに。
『風、薫る』あらすじ第21週
101~105話
2026年8月17日(月)〜2026年8月21日(金)
執筆中のシマケンを支えるりんは、直美の指名で男爵夫人の派出看護を担当。
富裕層の看護で得た資金を貧民看護に充てるという直美の方針のもと、忙しい日々。
一方、ついに新聞連載を勝ち取ったシマケン。
ですが、喜びは束の間。
義姉から実家の破産と兄の失踪を聞かされた直後、広告主の親戚の新人作家と差し替えられ、連載が消滅してしまいます。
「お願いします。戻ってきてください。健次郎さん今までご自分のために生きてきたじゃないですか。」
義姉の言葉でシマケンは帰郷を決意。
りんの手を離し、一人浜松へ去っていきました。
1894年(明治27年)
世情が騒がしさを増すなか、虎太郎は朝鮮派遣部隊への薬納入へ志願し、多江も陸軍病院行きを決めます。
それぞれが信じる道へと歩み出していきました。
『風、薫る』あらすじ第22週
106~110話
2026年8月24日(月)〜2026年8月28日(金)
日清戦争の火ぶたが切って落とされました。
激動の時代の渦中、直美の妊娠という知らせに、夫の小川は胸を躍らせます。しかし、その喜びに浸るまもなく、小川のもとに出征命令が届きました。
時を同じくして、前線の拠点・広島の陸軍病院で働く多江から一通の手紙が舞い込みます。そこに綴られていたのは、次々と運び込まれる負傷兵たちの手当てに苦慮し、悲痛な叫びを上げる現場の惨状でした。
緊迫した空気が日本中を包み込むなか、名士・大山捨松もまた、国と人々を救うべく動き出そうとしていました。
『風、薫る』あらすじ第23週
111~115話
2026年8月31日(月)〜2026年9月4日(金)
111~115話くわしいあらすじ
『風、薫る』あらすじ第24週
116~120話
2026年9月7日(月)〜2026年9月11日(金)
116~120話くわしいあらすじ
『風、薫る』あらすじ第25週
121~125話
2026年9月14日(月)〜2026年9月18日(金)
121~125話くわしいあらすじ
『風、薫る』あらすじ最終回26週
126~130話
2026年9月21日(月)〜2026年9月25日(金)
126~最終回130話くわしいあらすじ
『風、薫る』キャストと登場人物
| 登場人物 (キャスト) |
役柄 |
| 一ノ瀬りん (見上愛) |
那須地域に住む、元家老の家の長女 |
| 大家直美 (上坂樹里) |
生後間もなく親に捨てられ、牧師に育てられた |
| 一ノ瀬美津 (水野美紀) |
りんの母 |
| 一ノ瀬信右衛門 (北村一輝) |
りんの父 |
| 一ノ瀬安 (早坂美海) |
りんの2歳下の妹。 |
| 中村義正 (小林隆) |
りんの父・信右衛門に仕えていた元陪臣 |
| 竹内虎太郎 (小林虎之介) |
りんの幼馴染 |
| 竹内之宣 (つぶやきシロー) |
虎太郎の父 |
| 竹内栄 (岩瀬顕子) |
虎太郎の母 |
| 奥田亀吉 (三浦貴大) |
りんの縁談相手 |
| 奥田貞 (根岸季衣) |
亀吉の母 |
| 槇村太一 (林裕太) |
書生。島田の親友 |
| 島田健次郎 (佐野晶哉) |
新語や外国語に造詣が深い人物 |
| うなぎ屋の女将 (大島美幸) |
うなぎ屋の女将 |
| 和菓子屋の女将 (義達祐未) |
和菓子屋の女将 |
| 柴田屋・松永屋 (たくや・かずや:ザ・たっち) |
|
| 小日向栄介 (藤原季節) |
渡米経験のある海軍中尉 |
| 吉江善作 (原田泰造) |
下谷松町教会牧師 4年前に直美を引き取った |
| メアリー (アニャ・フロリス) |
下谷松町教会宣教師 直美に英語を教える |
| 清水卯三郎 (坂東彌十郎) |
日本橋の商店「瑞穂屋」経営者 |
| 柳川文 (内田慈) |
「瑞穂屋」店員 |
| 松原喜介 (小倉史也) |
「瑞穂屋」手代 |
| 勝海舟 (片岡鶴太郎) |
元幕臣。卯三郎とは古くからの知人 |
| 真風 (研ナオコ) |
占い師 |
| 大家トヨ (松金よね子) |
直美が住む長屋の隣人 |
| 大家キク (広岡由里子) |
直美が住む長屋の隣人 |
| 大家嘉平 (春海四方) |
直美が住む長屋の大家 |
| 大山捨松 (多部未華子) |
「鹿鳴館の華」と呼ばれる貴婦人 |
| 大山巌 (高嶋政宏) |
大山捨松の夫 |
| 松山ふさ (二田絢乃) |
鹿鳴館の給仕 |
| 河合志摩 (中田青渚) |
鹿鳴館の給仕 |
| 木村佐保 (井上向日葵) |
鹿鳴館の給仕 |
| 中山マツ (丸山礼) |
りんの家の隣人 |
| 梶原敏子 (伊勢志摩) |
校長と養成所長を兼任 |
| 松井エイ (玄理) |
舎監兼通訳 |
| 玉田多江 (生田絵梨花 ) |
同窓生。江戸時代に奥医師をしていた家に生まれる。 |
| 泉喜代 (菊池亜希子) |
同窓生。キリスト教信徒 |
| 東雲ゆき (中井友望) |
同窓生。子爵の娘 |
| 柳田しのぶ (木越明) |
同窓生。呉服屋の四女 |
| 工藤トメ ( 原嶋凛) |
同窓生。青森県の農家の末っ子 |
| 多田重太郎 (筒井道隆) |
帝都医大病院の院長 |
| 渡辺行成 (森田甘路) |
帝都医大病院の副院長 |
| 今井益男 (古川雄大) |
帝都医大病院外科の教授 |
| 藤田邦夫 (坂口涼太郎) |
帝都医大病院外科の助教授 |
| 黒川勝治 (平埜生成) |
帝都医大病院外科の助手 |
| 永田フユ (猫背椿) |
帝都医大病院の看病婦 |
| 永田康介 (シソンヌじろう) |
フユの夫 |
| 三浦ツヤ (東野絢香) |
帝都医大病院の看病婦 |
| 柴田万作 (飯尾和樹) |
帝都医大病院の用務員 |
| 丸山 忠蔵 (若林時英) |
直美が実習で受け持つ患者 |
| 夕凪 (村上穂乃佳) |
女郎 直美が実習で受け持つ患者 |
| 園部 弥一郎 (野添義弘) |
りんが実習で初めて受け持つ患者 |
| 和泉千佳子 (仲間由紀恵) |
りんが受け持つ患者、侯爵夫人 |
| 望月勘治 (関智一) |
高越女学校校長 |
| 岩瀬常 (河村ここあ) |
高越女学校寮生 |
| 長見久 (近藤華) |
高越女学校寮生 |
| 長見サワ (磯山さやか) |
長見久の母 |
| 横沢公輔 (井上祐貴) |
高越日報記者 |
| 本間忠良 (大高洋夫) |
村長 |
| 山辺 (六角慎司) |
村役場職員 |
| 長太郎 (渋谷そらじ) |
助けを求める少年 |
| 太助 (板橋駿谷) |
長太郎の父 |
| アサ (美山加恋) |
長太郎の母 |
| 柳生藤次 (中村倫也) |
患者 |


