朝ドラ『風、薫る』
第13週(61話、62話、63話、64話、65話)
「白日の夢」
あらすじをご紹介いたします。
予習をして『風、薫る』をもっと深く楽しみたい方
『風、薫る』を観る時間のない方
あらすじだけ知りたい方
そんなみなさまのお役に立てましたら、幸いです。
朝ドラ『風、薫る』第13週(61話、62話、63話、64話、65話)放送日

朝ドラ『風、薫る』第13週(61~65話)放送日は
2026年6月22日(月)〜2026年6月26日(金)
です。
朝ドラ『風、薫る』第13週(61話)あらすじ

帝都医大病院初日
1889年(明治22年)1月の帝都医大病院。
真っ白なナース服に身を包んだりん(外科)、直美(内科)、多江(婦人科)、そしてトメ(伝染病科)の4人。
後輩の指導
今日が、看護婦、そして看護婦取締としての第一歩。
りん達は、帝都大病院看護科の第一期生に向けて講義も担当することになりました。
日々の看護を回すだけでなく、ヒデ(池田朱那)やタマ(川島鈴遥)といった学生たちを育て上げなければなりません。
看護婦の働き方改革
・当直明けの勤務について
・患者家族から金品を受け取らない
・更衣室
・備品の管理
看護婦の働き方も、自分たちで草案を作成し、医師や看病婦に配ります。

私たちはお医者様のお指図には従いますが、部下ではありませんのでよろしくお願いします。
看病婦、看護婦を目指す
講義をし、看護に走り回る、目まぐるしい日々。
りんが器械出しを務める外科の手術では、見学の看護学生がバタバタ倒れます。
そんな日々のなか、看病婦のツヤが、意を決したように口を開きます。

私に……看護の勉強をさせてください!
子ができず離縁され看病婦になった過去を持つツヤは、同じ境遇の喜代に憧れを抱いたのです。
朝ドラ『風、薫る』第13週(62話)あらすじ
ツヤのために

経験と技術とやる気もあります。
三浦ツヤに講義を受けさせること、どうか認めてもらえないでしょうか。
働きながら看護科の授業を受けられるようにと、院長の多田に頼み込むりん達。熱意が通じたのか、半額の受講料で、29歳まで受講可能という許可が下りました。
念願叶って看護学生たちと一緒に机を並べられることになったツヤは、胸を躍らせています。
給料日
待ちに待った初めての給料日。
りん達は顔を見合わせると、「いちのさん!」で一斉に初任給の袋を開封します。
アメリカでは30円と言われていた看護婦の給料ですが、りん達の初任給は10円。出世して看護婦の待遇改善のため尽力すると決意する多江。
りんは初任給が入り次第、引っ越すことになっているのですが…。
看病婦は日給制で一日10〜50銭だったと言われています。
そのため看病婦は休みをとれず過重労働になってしまう傾向がありました。
朝ドラ『風、薫る』第13週(63話)あらすじ
小川吾郎

一口でもダメです。

女ならもっと優しく、言い方って…

陣内さんは食事制限が必要なんです。好き勝手な飲食を勧めるのは、優しいようで体を傷つける暴力のようなもの。優しい暴力になります。患者さんを思うのに男も女も関係ありません。
私は内科看護婦取締として陣内さんの看護に責任があります。

がばい偉そうな尼さんばい。
直美は、陣内(細川岳)のお見舞いにやってきた陸軍二等軍曹の小川吾郎(甲斐翔真) と、差し入れのぼた餅をめぐって、思わず口論になってしまいます。
ツヤの苦労
一方、ツヤはというと、熱意とは裏腹に看護科の授業に早くも大苦戦。
板書をとれないツヤのため雑談を交えゆっくりと授業を進める黒川医師。英語での授業は難しいのではないか、とりんに伝えます。
家に帰る間も惜しみ泊まり込みで勉強するツヤの努力を間近で見たりんは、なんとか支えようと考えます。
可愛いか可愛くないか
看護生の実習が始まりました。
患者の看護に忙しいりんに代わり、ツヤがヒデに包帯の巻き方を教えながら、考え方も伝授します。

なるほど。(ヒデ)

「なるほど」は可愛くないな。(ツヤ)

可愛いか可愛くないかは看護に関係ありません。(ヒデ)

あるんじゃないかな、看護する相手は人だもの。(ツヤ)

なるほど…あっ!(ヒデ)
朝ドラ『風、薫る』第13週(64話)あらすじ
喜代の心配
ある日、病院にひょっこりと喜代がやってきました。
ツヤは喜代への憧れを伝えますが、喜代はツヤの様子が気にかかります。
りんが和泉侯爵夫人に夜通し付き添った時、バーンズの放った「看護は仕事です。奉仕ではありません」という言葉を聞き、自分は奉仕が向いていると感じたと話し、ツヤ気にかけてあげてほしいとりんに伝えます。

ツヤさん今1人だから。
看護科の生徒とも、看病婦とも、看護婦とも違う。
頑張ってるけど少し苦しそうで…
直美とシマケン
同じ頃、直美は立ち寄った団子屋で、シマケンと居合わせました。
小説の中にりんが登場していると白状するシマケン。

健闘をお祈りします。
まあ、私に手伝えることはしますけど。
「甘いものでうやむや戦術」
団子屋で大量の団子を買った直美は、看病婦らと看護学生らに振る舞い、仲を取り持とうとします。
ただ、うやむやにはならず、若く優秀な看護学生達に仕事を取られてしまうのではないかと不安を口にするフユでした。
看護とは何か、悩むヒデ
間違いは誰にでもある、間違いに互いに気付けることが大事だと話すりんの講義で、ツヤは居眠りをしています。
シーツ交換中、患者に手紙を出してほしいと頼まれたヒデは、

それは看護とは…
と断ってしまい、結局りんが休憩中に投函することに。

それは看護なんですか?
それは仕事ではなく、一ノ瀬先生の善意で患者のお使いをするということですか?
ヒデが納得できずその場を立ち去ると、りんは改めて看護とは何かを自問します。
病院に行けない人
長屋のトヨが倒れました。
直美とりんが駆けつけますが、病院に行くことを拒むトヨ。
直美は、病院に行けない人がいるという問題に直面します。
朝ドラ『風、薫る』第13週(65話)あらすじ
シマケンの小説
団子屋でようやくりんに会えたシマケン。

直美さんにお団子買ってきてと言われて…。

いい人だ…
小説「浮世の翼」原稿用紙をめくるりんの手。
りんは、シマケンが書き上げた小説を初めて読んでいます。
文字の奥から溢れ出す熱量に、物語の世界へと引き込まれていきました。
「足して2で割ればいいのに…」
看護学生たちはりんと直美について噂話をしています。
小川吾郎の話
同じ頃、病院では、お見舞いに訪れていた小川吾郎の視線が直美を捉えています。
「……先日は、失礼しました。」
小川吾郎は直美に敬礼し、身分を名乗りました。
ツヤの事件
そんななか、ツヤが術後の頓服を出し忘れ、患者が熱を出す事件を起こしてしまいます。
必死にかばうりんですが、ツヤは解雇。

病院では看病婦は減らしていく方針です。
そもそも君たち看護婦が生まれたことで、こうなるのは分かっていたことではありませんか。
患者のためには新しい知識を持ったトレンドナースの方がいい。
もちろん今後も看病婦から看護婦になる道は開いていくつもりです。

それでは形だけじゃないですか?
できるわけのない条件をつけて。
三浦さんの受講料、半額でも看病婦にとってはなけなしのお金です。
だから、一ノ瀬も仕事量を減らさなかった。
お給金が減るからです。
彼女達が、貧しい人が看護婦になってまっとうに生きていこうとするのを、どうしたら助けられるんですか?

大家さん、あなたの言う看病婦の問題の根底にあるものは貧困です。
それは社会の仕組みを変えるしかない。
大学病院の仕事ではありません。
あなたは帝都医大病院の看護婦取締としてふさわしい仕事をしてください。
期待しています。
看護と間違い
ツヤに頭を下げ謝罪するりん。

私がいけないんです。
一つの間違いも許されない仕事なのに。(
ツヤ)

一ノ瀬先生も間違えたんじゃないですか?
ツヤさんのこと助けられたの先生だけだったのに。
間違いに互いに気づけるようにって言ってたのに。(ヒデ)
ただ、ツヤはまだ諦めてはいませんでした。
なんとかして看護婦になるつもりだと話すツヤに、りんは、バーンズの遺したナイチンゲールの著書『NOTES ON NURSING』を託します。
看病婦ツヤのモデルは、武藤ミネさん。当時20歳です。
看護婦を目指したミネさんは、大関和さんの提案で、医師・妹尾原始、馬島永徳と看病婦取締が実施した「看護講習」に熱心に参加します。
この頃、看病婦たちは過酷な労働条件と、講習で疲れ果てており、大関和さんが「待遇改善の建議書」を提出。看護婦取締を解任される原因となります。
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